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【終了しました】5/26 かふぇとも(第2回)
2017/05/26
平成29年度
「かふぇとも(第2回)」を開催しました。
今回のかふぇともは、こしがや地域ネットワーク13が企画・運営、NPO法人視覚障がい者支援協会・ひかりの森が協力というかたちで実施されました。第一部は「箏の音に合わせて語りの世界へ」というテーマで、ひかりの森の理事長である松田和子さんによる民話と、こしがや地域ネットワーク13の会員・長谷川敦子さんによる箏演奏の共演が披露されました。
第2部は「何かお手伝いすること、ありますか」というテーマで、4名の参加者が視覚障がい者への声掛けやサポートの仕方を体験しました。また、食事のサポート方法(クロックポジション他)やお金の見分け方についての紹介後、ひかりの森のメンバーによる視覚障がい当事者としての体験談が語られました。
休憩後の第3部では、テーブルごとにグループディスカッションが行われました。30分程のディスカッションの後、各テーブルの代表者が各グループで話し合われた内容を発表。最後には、松田さんからの挨拶があり、「現代は目に負担のかかることも多い。視覚障がいは自分とは関係ないと思わず、いま問題の無い人も定期的に眼科で検査をしてほしい。」という言葉が印象的でした。
第1部・第2部の当事者を交えたリアリティのある鑑賞や体験は、第3部のグループディスカッションに活かされ、有意義で充実した内容の講座となりました。
【概要】
■日 時 平成29年5月26日(金)13:15~15:15
■場 所 越谷市市民活動支援センター 活動室
■内 容 第1部 「箏の音に合わせて語りの世界へ」
民話①つつじ娘 ②正直夫婦の馬
語り部:松田 和子さん(NPO法人視覚障がい者支援協会ひかりの森 理事長)
箏奏者:長谷川 敦子さん(宮城社師範)
第2部 「何かお手伝いすること、ありますか」
視覚障がい者支援協会ひかりの森の皆さんによる声掛け・サポートの体験
第3部 交流会「私たちにできるおもてなし」とは?
■定 員 30人
■参加者 51人
■参加費 無料
■企画運営 こしがや地域ネットワーク13(ケネット13)
■協 力 NPO法人 視覚障がい者支援協会ひかりの森
【参加者の感想】
・松田さんの朗読と長谷川さんの箏の音がとても良く調和が取れていて素敵でした。ひかりの森のメンバー(当事者)から体験談を聞き、感銘をうけました。
・印象に残ったのは3人の方の体験談。声掛けのできる自分になろうと思う。
・食事の介助のお話の中の海鮮丼のわさびのお話は、言われてみればそうだけれど見過ごしてしまいそうなのでハッとしました。そういう些細だけれど実際の場面でのことを当事者や当事者のすぐ身近な方から聞く機会はとても意味があると感じました。まちには知的障害、発達障害、精神障害その他の内的障害など、見た目には分かりにくいハンディを持った方もたくさんいて、それぞれに気をつけてあげるポイントやちょっとしたコツのようなものがあります。今回は視覚障害でしたが、是非、又、他のケースについても気軽に知る機会を設けて下さい。
【当日の様子】
ご協力・ご参加いただきました皆様、ありがとうございました。