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【終了しました】 やさしい・おもしろい越谷の歴史講座(5/20、6/20、7/22)を開催しました!
2014/07/22
NPO法人 郷土研究会の皆さんを講師に迎え、やさしい・おもしろい越谷の歴史講座を開催しました!受付開始から申込みが殺到し、地域の歴史に対する関心の高さが伺えました。参加者の約25%は女性で、全体の年齢層は30代から70代と幅広く、熱心にメモを取る人の姿も目立ちました。
■第1回目 2014年5月20日(火)10:00~11:30【講師:田部井 久能 氏】
第1回目のテーマは、「越谷の歴史アラカルト」。
越谷駅前にある「越ヶ谷停車場新設記念碑」、江戸時代に大きく変わった元荒川の
川の流れとその後、江戸時代にあった越谷御殿、他などを取り上げ、当時の資料と
共に紹介。中でも、越谷市と旧岩槻市(現さいたま市)にまたがる1944年7月に
着工した軍用飛行場の話は、地元の人たちも「初めて知った」と驚いていました。
■第2回目 2014年6月20日(金)10:00~11:30【講師:渡辺 和照 氏】
「私の選んだ文化財ベスト10」をテーマに、安国寺の円空仏や観照院の会田七左衛門夫婦坐像など、日ごろ余り紹介されない市文化財を紹介。また、東日本大震災で倒壊した野島城山寺の本尊延命地蔵尊の体内から、平安時代初期の一木彫成像の特色とされる「木製銘札墨書銘」が見つかり、近く県文化財に指定される予定とのホットな報告が行われ、受講生を喜ばせていました。
■第3回目 2014年7月22日(火)10:00~11:30【講師:宮川 進 氏】
「日光街道こぼれ話」では、日本橋から3番目の宿場町として栄えた越ヶ谷宿を、どんな人たちが通ったかを、大名行列の実態と庶民の旅とを比較しながら説明。特に筑前国(福岡県)から、当時では珍しい女性7人のグループが奈良、日光、善光寺など800里の旅の途中、越ヶ谷宿の大沢町の旅籠「羽生屋佐七」に泊まった様子など、珍しい話が盛りだくさんで参加者の皆さんは熱心に聴き入っていました。
≪この講座を受講された方からは、こんな感想をいただきました≫
・越谷に生まれ育ちましたが知らないことが沢山ありました。
・身近な場所に歴史があり、なかなか行くことができませんがお話を聞き大変満足です。
・住んでいながら越谷の歴史を知らなかったがおもしろく拝聴できた。
・越谷市域の歴史を地元の郷土史家が懇切丁寧に説明して頂き参考になりました。
ご協力、ご参加いただきました皆さん、ありがとうございました。