「カモン・サミット」を開催しました!

2013/08/20

2013年8月20日(火)13:30~16:00
最近いじめを理由とした事件や携帯電話・インターネットを介した諸問題が社会問題となっています。その社会問題について、「カモン・サミット」~中・高生、いじめについておおいに語ろう!~と題し、いじめ防止サミットが行われました。越谷市内のすべての市立中学校(15校)と県立高等学校(6校)の生徒(各校2~4人)が参加し、年代を越えていじめについて解決の糸口を探りました。

内容は、グループワーク形式でロールプレイを交えながら、生徒達がいじめについて語るというもの。市内の中学生・高校生がいじめに対し、今までの自分の振り返りや日常で気づいたことなどを素直な言葉で語り合いました。






≪アンケートより≫
■本日の感想を記入してください。
(中学生)
・改めていじめはいけないのだと思った。人に流されず助けてあげられる勇気を持ち、いじめを1つでも無くしていけたらと思いました。
・人それぞれ考え方が違うので、多くの意見と出会うことが出来て良かったです。いじめを0にすることは不可能に近いぐらい難しいことだとは思いますが、少なくしていくために、このような活動に参加することも大切だと思いました。いじめの感じ方などを決めつけて考えてはいけないなと感じました。

(高校生)
・いじめについて語ろうということだったので、私には荷が重い…というか、本当に話し合えるのか心配だったんですが、来てみて、テーマもあるし、自分の思ったことを言えたし…と、思っていたより気軽に参加できて良かったと思います。
・学年があがる程、このようないじめについて考え直す機会が減っていっているように感じていたので、このようにまた考え直すことができたので、よかったです。また、自分について見つめ直すこともできたので良い経験になりました。

(大学生)
・生徒たちの純粋にいじめについて考える姿を見て、子供たちの素晴らしさを強く感じました。ある生徒が「いじめはなくならない」と言っていたのですが、それでもいじめを少なくするにはどうしたらよいかと真剣に考えていて、生徒の考える力のすごさが感じられました。
・生徒たちが積極的に意見を出している様子を見て、「いじめ」というキーワードに対する意識の高さを感じた。現代にある諸問題から意見を作り出している生徒や、しっかりと自分の身のまわりでできることを考える生徒など、様々な表情が見れて真面目に取り組む姿勢を改めて自分でも考え直した。子どもたちの力というものは本当に強く、参加しているうちに自分で楽しく一緒に考えるようになっていた。そのような力を持つ「若さ」を自分から発信していければと思う機会になった。

■今日は越谷市内のすべての市立中学校(15校)と県立高等学校(6校)の皆さんが集まりました。ほかの学校の人と集うことをどう感じましたか?
(中学生)
・最初は、とまどいがありなかなか話せませんでしたが、途中から段々と話せて、今日は本当に貴重な体験をすることができました。これからもどんどんこういうものに参加していきたいと思いました。
・緊張したけれど、意見交換をすることで「いじめはこうだ」と私の中で決めつけていたものを少し変えることができたと思います。年上、年下関係ないグループだったので、色んな年齢の人の考えも触れることができて嬉しかったです。

(高校生)
・他の学校と共通したいじめもありましたが、今回意見を聞いて、ほんの些細なことからでもいじめが始まってしまうということを考えると本当に怖いものだと思いました。学校によって学校全体でいじめについて考えているところもあったので私の学校でもやってくれれば良いと思いました。
・私は人見知りでこういったものが苦手だったんですが、同い年か年下の人たちや知り合いもいたので話しやすくて、良かったです。こういった他校の人たちと話せる場は自分にプラスに思います。これからも参加していきたいです!ありがとうございました!

(大学生)
・中・高生と話す機会があまりなかったので、何を話そうか必死でした。ただ、中・高生がみんな頑張っていたので、私も励まされました。他の学校の学生とかかわる機会を設けていくことは大切だなと思いました。
・初めて会う人と交流することは、学生にとってよい経験になると思います。知らない人たちと話すのも勇気が必要ですし、よい経験になると思います。人の意見を聞けることでたくさん考えさせられると思います。


ご協力いただきましたCAP東埼玉、NPO法人 子育てサポーター・チャオ、NPO法人ファミリーリンク越谷の団体の皆さんと文教大学生の皆さん、参加してくれ生徒の皆さん、各学校の先生方、ありがとうございました。